少なすぎても不安だけど、同時に何社も進めて頭がパンクしないかな…。

その計算、私も夜中にしていました。
結局わかったのは、正解の社数より「自分が何社まで抱えられるか」のほうでした。
はじめまして、ゆずなです。新卒で入った会社に11年勤めて辞め、職業訓練でWebデザインを学び、そのあと2回の転職をしました。
2回目の活動で応募したのは10社。書類が通ったのは3社でした。
数だけ見れば多くありません。それでも、面接が重なった週はカレンダーを見るだけで胃が縮みました。
社数の話は、実は「どれだけ応募するか」より「同時に何本の糸を持てるか」の話なんです。
ひとつでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書きました。
この記事では、社数を「容量」から決める考え方と、選考の進み具合をひと目で把握するための管理項目をまとめます。
数える対象が「応募した数」から「いま自分が動かせている数」に変わると、焦りはずいぶん静かになります。
「何社受ければいい」に、決まった正解はない
応募の数は、平均値ではなく自分の容量から決めるほうがうまくいきます。
調べたかぎりでは「10社前後」「20社以上」など、いろいろな数字が言われています。ただ、出どころも前提もばらばらで、そのまま自分に当てはめられるものではありませんでした。
同じ5社でも、意味はまったく違います。
- ➜在職中で、平日に動けるのが月2日だけの5社
- ➜離職中で、平日をまるごと使える5社
- ➜職種も業界もバラバラで、志望動機を一から書き分ける5社
前の2つは時間の問題、最後のひとつは頭の容量の問題です。
転職活動の始め方をまとめた記事で、最初の一歩を確認してみてください。
私が回せたのは、同時3社まででした
2回目の転職では、応募10社・書類通過3社という規模で活動しました。
数字だけ見ると、こぢんまりした活動です。それでも私にとっては、ぎりぎりの量でした。


応募は10社、書類が通ったのは3社。その3社が重なった2週間が、いちばん危なかったです。
ある会社の面接で、別の会社に出した志望動機をそのまま口にしかけ、言葉に詰まりました。帰り道に、会社ごとのメモを作らなかったことを本気で後悔しました。
そこから、同時に選考が動いている会社は3社までと決めました。
4社目に応募したくなったら、どこか1社の結果が出てからにする。そう区切っただけで、頭の中がずいぶん静かになりました。



3社が少ないかどうかは、私にはまだわかりません。
でも「自分の限界の数」を知っているだけで、増やすか止めるかを自分で選べるようになりました。
同時に進めると、こういうことが起きる
複数社を並行すると、しんどさは社数以上のスピードで増えていきます。 予定が2倍になるだけではありません。会社ごとの情報を、頭の中で仕分けし続ける負荷が乗ってきます。 とくに最後のひとつは、あとから効いてきます。1社だけ内定が先に出ると、まだ一次の会社と比べようがないからです。 書類の段階でつまずいて社数を増やしたくなったときは、まず落ち方を見直すほうが早いこともあります。書類選考が通らないときに見直したい点もあわせて読んでみてください。 選考の進み具合は、8項目の表にして外に出す
管理は、紙1枚かスプレッドシート1枚で足ります。凝った道具はいりません。 私は次の8項目だけを並べました。会社ごとに1行ずつ埋めていく形です。 ポイントは、最後の2つです。 「伝えた志望動機の要点」があると、二次面接の前に自分の言葉を復習できます。一貫性は、覚えておく力ではなくメモで守れます。 「自分の温度感」は、あとで比べるときに効きます。内定が出た瞬間の高揚に流されず、応募したころの気持ちを見返せるからです。 私は最初、スマホのメモ帳に会社名だけ並べていました。段階を書き足すようになってから、次に何をすべきかで迷わなくなりました。 更新は、面接や連絡があった日のうちに1行だけ。あとでまとめてやろうとすると、たいてい書かないまま忘れます。 本命が遅いときは、選考のペースをそろえる
社数の悩みが本当につらくなるのは、本命の選考がいちばん遅いときです。 先に出た内定には、たいてい返事の期限がついてきます。本命がまだ一次だと、選ぶ材料がないまま決断を迫られることになります。 私も同じことを怖がっていました。 ペースをそろえる方法は、大きく2つあります。 ひとつは、応募のタイミングをずらすこと。本命に先に出して、他社は1〜2週間あとに出すと、面接の時期が近づきます。 もうひとつは、進みが早い会社に相談すること。「他社の選考が進んでおり、◯日までにお返事させてください」と、日付を添えて早めに伝えます。 私は1社目の転職のとき、返事の期限が来る前日まで何も言えませんでした。2社目では日付を添えて先に伝え、そのほうが気持ちが軽くなりました。 大事なのは、期限が来てから慌てて頼まないことです。返事が難しいと感じた時点で、先に一言入れておくほうが受け止められやすいと感じました。 それでも決めきれないときの整理の仕方は、2社で迷ったときの内定の決め方にまとめています。 数を増やしても、通過率までは上がらない
応募を増やすと母数は増えますが、1社あたりの準備の密度は下がりやすくなります。 求人を読み込む時間も、志望動機を書き分ける時間も、有限だからです。10社に薄く配るより、3社に厚く向き合うほうが、結果的に早いこともありました。 だから、落ちたときに「応募数が足りなかった」と自分を責めなくて大丈夫です。合う求人に出会えたかどうかのほうが、ずっと大きく効いています。 不採用が続いて気持ちが重いときは、社数の話をいったん置いて、心の立て直し方のほうを先に読んでみてください。 在職中は、そもそも動かせる時間が限られます。平日の面接、有給の残り、体力。日程の作り方は働きながら転職活動を回す方法で詳しく書いたので、そちらを土台にしてください。 日程調整まで全部ひとりで抱えないという選択
同時進行がいちばん破綻しやすいのは、面接の日程調整です。 会社ごとに候補日を出し、変更のお願いをして、返信を待つ。この往復が3社分になると、仕事の合間の連絡だけで気力を使い切ります。 ここを人に任せる方法もあります。転職エージェントを間に入れると、日程の調整や、他社の選考状況をふまえた期限の相談を代わりに進めてもらえます。 私自身も、自分で全部やろうとして返信が半日遅れ、候補日が埋まった経験があります。連絡の窓口がひとつにまとまるだけで、疲れ方はかなり変わりました。 「ひとりで抱えるのがきつい」と感じている人だけ、選択肢のひとつとして見てみてください。 相談先は1社に絞らなくて大丈夫です 登録・相談は無料です 経験を活かして条件を上げたいなら どちらも登録・相談は無料です。合わないと感じたら断ってかまいません。 10社出せた人がえらいわけでも、3社の人が甘いわけでもありません。
管理する項目
書き方の例
会社名
◯◯株式会社(求人票のURLも貼る)
応募日
7/3(起点がないと遅さを判断できない)
選考段階
書類/一次/二次/最終/内定
次の予定
7/12 19時 オンライン/返事待ち
連絡手段
メール/サイトのメッセージ/電話
担当者
人事の△△さん/エージェントの□□さん
伝えた志望動機の要点
「少人数で裁量が広い点」を軸に話した
自分の温度感
◎本命/◯迷い中/△辞退寄り
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ただ、伝え方さえていねいなら、期限の相談自体はしてはいけないことではありませんでした。


回せる数は、その時期の暮らしごと違って当たり前です。








