選択的週休3日制のリアル|給料と働き方はどう変わる

週休3日って聞こえはいいけど、給料が減るなら意味あるのかな。
そもそも、1日休みが増えたら残りの日がしんどくなるだけじゃない…?

私も最初、その2つが引っかかって調べ始めました。
制度の説明ばかり出てきて、知りたいことが書いていないんですよね。

こんにちは、ゆずなです。新卒で入った会社に11年勤めて辞め、職業訓練をはさんで2回転職しました。

先に正直に書いておきます。私は週休3日で働いた経験がありません。だからこの記事は、体験談ではなく「調べて整理したこと」と「自分ならどう使うか考えたこと」です。

調べてみて分かったのは、週休3日という言葉が、かなり違う中身をまとめて指しているということでした。

同じ「週休3日」でも、給料の扱いも1日の負荷もまったく別物です。だから「実際どうなの」の答えも、型によって変わります。

💭 こんな悩みはありませんか?
  • 週休3日に憧れるが、給料がどうなるのか分からない
  • 休みが増えても、結局仕事量は変わらない気がする
  • 今の会社に制度がなく、どうしようもないと感じている

ひとつでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書きました。

この記事では、制度の種類、語られにくいデメリット、会社を見るときの確認どころまでを順に整理します。

次にこの制度のニュースを見たとき、「週休3日」という言葉に、自分の条件でツッコミを入れられるようになります

📖 この記事でわかること
  • 同じ言葉で呼ばれる、中身の違う制度の見分け方
  • 求人票や面接で、条件を確かめるときの具体的な聞き方
  • 制度がない会社でも、働き方をずらすための現実的な手段
🖊 この記事を書いた人
  • 30代女性、会社員
  • 現在、自分の働き方について模索中。
  • 将来、在宅勤務することが目標。

ゆずな

ゆずな
目次

「選択的」週休3日制の、選択的の意味

選択的週休3日制は、全員が週休3日になる仕組みではありません。希望する人が申し出て使う、という形をとります。

ここが誤解されやすいところです。会社が導入していても、あなたの部署や職種で使えるかは別の話になります。

国家公務員では2025年4月から、対象を広げるかたちで運用が始まったと報じられました。自治体や大手企業でも、同じ方向の動きが伝えられています。

ただし、義務化された制度ではありません。導入するかどうか、どんな条件にするかは、各組織の判断にゆだねられています。

だから「週休3日が当たり前になる」と考えるのは、まだ早い段階です。いっぽうで、選べる会社が少しずつ増えているのも確かなようです。

制度があることと、あなたが使えることは、別々に確認するしかありません

同じ「週休3日」でも、中身は大きく3つに分かれる

調べていていちばん驚いたのが、この点でした。給料の扱いだけで、まったく別の制度になります。

大まかには、給与を維持する型、勤務時間を圧縮する型、給与が減る型の3つで語られることが多いです。

給与の扱い 1日の負荷
給与維持型 変わらないとされる 同じか、やや増える
総労働時間の圧縮型 維持されることが多い 1日が長くなりやすい
給与減額型 働く時間に応じて下がる 1日は変わらない

表は考え方の整理です。実際の条件は会社ごとにまったく違うので、必ずその会社の制度を確認してください。

圧縮型は、1日の勤務が長くなる分、平日の生活が窮屈になりやすいと言われます。保育園の送り迎えや通院がある人には、ここが効いてきます。

「週休3日ですか」ではなく「どの型ですか」と聞けるかどうかが分かれ目です

語られにくい、3つの現実

いい面だけを並べるつもりはありません。制度を調べるほど、静かなデメリットが見えてきました。

1つめは、仕事量が自動的には減らないこと。休みの日数だけ変わって、業務の総量が据え置きなら、残りの日に寄ります。

2つめは、休みの日に連絡が来る可能性。全員が同じ日に休むわけではないので、顧客や他部署の動きは止まりません。

3つめは、キャリアへの影響が読みにくいこと。評価や任される仕事の範囲が変わるかどうかは、会社の運用しだいです。

⚠️ 使う前に考えておきたいこと
  • 業務量の見直しが同時に行われるか
  • 休みの日の連絡について、部署内で決めごとがあるか
  • いったん使ったあとに、元の勤務へ戻せるか

戻せるかどうかは、意外と見落とされがちです。制度の申請書に書かれていることが多いので、先に確認を。

休みが1日増えることと、負担が1日ぶん減ることは、同じではありません

導入している会社を、どう見分けるか

求人票に「週休3日制あり」と書いてあっても、それだけでは判断材料になりません。見るべきは、運用の実態です。

まず確かめたいのは、利用している人がいるかどうか。制度はあるのに使った人がゼロ、という状態は珍しくありません。

次に、対象の範囲。職種や勤続年数で条件がついていることがあります。入社してすぐ使えるとは限りません。

そして、給与や賞与の計算にどう反映されるか。ここは口頭ではなく、書面で確認したいところです。

面接で条件を細かく聞くのは、印象が悪いと思っていました。
でも入ってから知るほうが、お互いにとって不幸なんですよね。

✅ 面接や面談で確認したい3つ
  • 「実際に利用されている方は、どのくらいいますか」
  • 「利用する場合、給与や賞与の扱いはどうなりますか」
  • 「配属予定の部署でも、同じように使えますか」

聞き方は、責める調子にしないのがコツです。「使いたいので知りたい」という前向きな文脈にすると、答えも具体的になります。

制度の有無より、使った人がいるかどうかのほうが情報量は多いです

働き方の条件から会社を探すなら、進め方の全体像を先に持っておくと迷いません。

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制度がない会社で、働き方を変えるには

今の会社に週休3日制がない。多くの人がここに立っています。それでも、動かせる余地はあります。

ひとつは、時間の使い方を変える方向です。時差出勤や在宅勤務の制度があるなら、そちらのほうが導入率は高い傾向にあります。

もうひとつは、働く場所や部署を変える方向。同じ会社の中でも、部署によって働き方の実態はかなり違います。

私は11年勤めた会社を辞めてから、環境が変わるだけで疲れ方がここまで変わるのかと驚きました。同時に、辞める前にもっと社内で動けたかもしれない、とも思っています。

それが分かっていたら、辞める以外の手を一度は試したと思うんです。

辞めずに環境を変える手は、思っているより残っています。

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会社そのものが合っていない感覚があるなら、会社が合わないと感じたとき|在職中の対処と辞める見極めのほうが近い話かもしれません。

制度がないことと、打つ手がないことは、まったく別です

増えた1日を、何に使うつもりですか

ここが、いちばん抜けやすい問いだと思っています。制度を手に入れることが目的になると、休みが空白になります。

私が自分ならどう使うか考えたとき、真っ先に浮かんだのは学び直しの時間でした。平日の1日が空くと、講座も通院も予約が取りやすいからです。

もちろん、何もしない日として使ってもかまいません。自分へのごほうびグッズで回復のための1日と決めるのも、立派な使い道です。

休みが増えたのに、気づいたらスマホを見て終わっていた。
それが続くと「意味なかったかも」と思ってしまうんですよね。

使い道を決めておくと、給与が下がる型を選ぶときの判断もしやすくなります。何と引き換えにするのかが、はっきりするからです。

休みの日に何も手につかない感覚がある人は、休日に何もしたくない自分へ|責めないで大丈夫も合わせて読んでみてください。

制度は器です。中身を決めるのは、いつでもあなたのほうです

まとめ:言葉ではなく、条件で見る

週休3日という言葉は魅力的ですが、中身は会社ごとに別物です。型を見分けて、自分の条件に当てはめるところまでが確認作業になります。

🌈 この記事のまとめ
  • 「選択的」は、希望者が申し出て使う形を指す
  • 給与維持・時間圧縮・給与減額で、体感はまったく変わる
  • 制度がなくても、時差出勤や部署の選び方で動かせる

制度を待つ時間って、けっこう長いんですよね。
待ちながら、自分で動かせるところを1つ探しておきましょう。

なお、制度の内容や運用は変わっていきます。最新の情報は、厚生労働省の資料や各社の就業規則で必ず確認してください。

よくある質問

Q. 選択的週休3日制とはどんな制度ですか?
希望する社員が週休3日を選べる制度です。「全員が週休3日」ではなく、給与や労働時間の扱いも会社によって大きく異なるため、中身の確認が欠かせません。
Q. 週休3日になると給料は減りますか?
制度によります。労働時間が減る分給与も減る型、1日の労働時間を延ばして給与を維持する型などがあり、同じ名前でも中身は別物です。条件を必ず確認してください。
Q. 週休3日の会社はどう見分ければいいですか?
求人票の言葉だけでなく、給与体系・対象者の条件・実際の取得実績を確かめることです。制度があっても使われていない場合があるため、面接で取得率を聞くのが確実です。

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今日はまず、自分の会社の制度一覧を開いて「時差出勤」「在宅勤務」「短時間勤務」があるかだけ見てみてください。週休3日を待たなくても、動かせるつまみが見つかるかもしれません。

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この記事を書いた人

30代女性、会社員
現在、自分の働き方について模索中。
将来、在宅勤務することが目標。

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