面接の逆質問|何も浮かばないときの作り方

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「何か質問はありますか」で、毎回かたまってしまう。
調べたはずなのに、聞きたいことが何も出てこないんです…。

私は「特にありません」と言ってしまった日、帰り道でずっと後悔していました。
聞きたいことがなかったわけじゃないのに、出てこなかったんです。

はじめまして、ゆずなです。新卒で入った会社に11年勤めて辞め、職業訓練でWebデザインを学び、そのあと2回の転職をしました。

2回の活動で応募したのは10社。書類が通ったのは3社でした。

そのあいだ、いちばん苦手だったのが逆質問です。ネットの例文をそのまま持っていっても、口から出ませんでした。

あとで分かったのは、質問が浮かばない理由が「調べ足りないこと」ではなかった、ということです。

💭 こんな悩みはありませんか?
  • 逆質問を用意しなきゃと思うのに、何も浮かばない
  • 調べれば分かることを聞いて、気まずくなった経験がある
  • 本当は残業や休みを聞きたいのに、聞けないまま終わる

ひとつでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書きました。

この記事では、逆質問を「ひねり出す」のではなく、自分の不安から組み立てる方法をまとめます。

作り方の手順と、場面別にそのまま使える例文を10個。聞き方を変えたほうがいいことにも触れます。

確かめたいことが1つでもあれば、逆質問の時間は怖い時間ではなくなります。

📖 この記事でわかること
  • 何も浮かばない状態から、質問を作る手順が分かる
  • そのまま使える質問文が10個、手元に残る
  • 聞きにくい条件の話を、角を立てずに聞く方法が分かる
🖊 この記事を書いた人
  • 30代女性、会社員
  • 現在、自分の働き方について模索中。
  • 将来、在宅勤務することが目標。

ゆずな

ゆずな
目次

逆質問は「意欲を見せる場」ではなく「確かめる場」

逆質問を、評価される時間だと思っているうちは苦しいままです。あれは、あなたが会社を確かめる時間でもあります。

面接は選ばれる場だと思いがちですが、こちらも選んでいます。入社してから知って驚くことを、先に減らせる貴重な機会です。

私は1社目の面接で、そこを完全に取り違えていました。「良い質問」をしようとして、自分が知りたいことを全部あと回しにしたんです。

捉え直すと、質問の中身が変わる

「意欲が伝わる質問は何か」と考えると、答えは出てきません。誰にとっての正解かが決まっていないからです。

「入る前に知っておきたいことは何か」に変えると、いくつか浮かびます。そちらの答えは、あなたの中にしかありません。

私はこの問いに変えたとたん、3つくらいすぐに出てきました。

逆質問の正解は、相手の中ではなくあなたの不安の中にあります。

何も浮かばないのは、調べていないからではない

質問が出てこないのは、企業研究が足りないからではありません。「何を確かめたいか」が決まっていないからです。

求人票を10回読んでも、確かめたいことが決まっていなければ質問にはなりません。逆に、不安が1つはっきりしていれば、質問は自然に形になります。

不安が言葉になっていないだけ

「なんとなく不安」の中身は、たいてい3つくらいに分けられます。仕事の進め方、人との関わり方、続けられるかどうか。

この3つのどれが気になっているのかを決めるだけで、聞くことは絞れます。

私がいちばん怖かったのは、3つ目の「続けられるかどうか」でした。

私は「聞くことがない人」だと思っていました。
本当は、聞きたいことを言葉にしていなかっただけでした。

企業の情報そのものを集める段階でつまずいているなら、求人票の見方企業の口コミはどこまで信じる?悪い評判の見方が先です。

質問が浮かばないのは準備不足ではなく、不安が未整理なだけです。

逆質問は、自分の不安から作れる

作り方はシンプルです。入社後に不安なことを3つ書き、それを「教えてください」の形に変えるだけ。

ここでの不安は、立派なものでなくてかまいません。「初日に何をするのか分からないのが怖い」で十分です。

私も紙に書いたときは、そのくらいの粒度のことしか出てきませんでした。

不安を質問に変える4つの入口

✅ 不安から質問を作る4つの入口

1日の流れ:仕事のイメージがつかめない → 「入社後の1日の流れ」を聞く

チーム構成:人間関係が不安 → 「配属先の人数と年代の構成」を聞く

評価の決まり方:がんばりが報われるか不安 → 「評価で見られる項目」を聞く

制度の利用実績:制度があっても使えるか不安 → 「実際に使っている人がいるか」を聞く

4つ目は、制度の有無ではなく「使われているか」を聞くのがポイントです。求人票に書いてあることの、その先が分かります。

私は2回目の転職活動で、この形を使いました。制度の名前ではなく使われ方を聞いたら、答え方そのものに会社の温度が出た気がしました。

質問は絞り出すものではなく、不安を言い換えるだけで作れます。

段階によって、聞く相手を変える

同じ質問でも、目の前の人が答えやすいかどうかは変わります。相手の立場に合わせると、会話が自然になります。

現場の担当者に会社の10年後を聞いても、答えにくいはずです。役員に日々の残業時間を細かく聞くのも、同じことが起きます。

  • 一次:業務の具体(1日の流れ、使うツール、覚える順番)
  • 二次:チームと評価(人数、役割分担、評価の決まり方)
  • 最終:会社の方向性(力を入れる領域、大事にしている考え方)

段階ごとの違いは、一次・二次・最終面接の違い|段階ごとに見られることで表にまとめています。

私は3社とも同じ逆質問を使い回していて、噛み合わない回があったのを覚えています。

相手が答えやすい質問は、それだけで会話になります。

そのまま使える逆質問の例文10個

ここからは、場面別にそのまま使える文です。全部を持っていく必要はありません。2〜3個選べば足ります。

✅ 場面別・そのまま使える逆質問10個

1|仕事の具体:「入社後、最初の3ヶ月で任される仕事はどのようなものでしょうか。」

2|仕事の具体:「1日の仕事の流れを、差し支えのない範囲で教えていただけますか。」

3|チーム:「配属予定の部署は、何名くらいでどのような年代の方が多いでしょうか。」

4|チーム:「チームの中で、この役割にいちばん求められていることは何でしょうか。」

5|評価:「評価の場面では、どのような点を見ていただけるのでしょうか。」

6|成長:「中途で入った方は、どのように仕事を覚えていかれることが多いですか。」

7|働き方:「繁忙期はどの時期にあたり、そのころの働き方はどのようになりますか。」

8|制度:「時短や在宅の制度について、実際に利用されている方はいらっしゃいますか。」

9|会社の方向性:「今後、とくに力を入れていかれる領域があれば教えてください。」

10|準備:「入社までに勉強しておくとよいことがあれば、教えていただけますか。」

10番は、内定が近い段階だと自然に使えます。早い段階で聞くと、少し気が早い印象になることもあります。

選ぶときのコツは「自分が知りたい順」

並んだ中から、印象が良さそうなものを選ばないでください。自分が本当に知りたい順に選ぶほうが、話が続きます。

私は印象で選んでいたころ、返ってきた答えをほとんど覚えていませんでした。

ゆずな 🌸 わたしの体験談

私は最初のころ、ネットで見つけた「意欲が伝わる逆質問」を丸暗記して持っていきました。

ところが、答えを返されても興味がないので、そこから会話が広がらないんです。

応募10社のうち書類が通った3社で、後半になってやり方を変えました。自分がいちばん怖かった「入って何をするのか分からない」を、そのまま質問にしたんです。

受け答えがラクになったのは、そのときからでした。

例文は借りるもの。選ぶ基準だけは、自分のものにしてください。

聞き方を変えたほうがいいこと、「特にありません」はありか

避けたほうがいいのは、質問の中身よりも聞き方です。調べれば分かることと、条件だけを詰める形は、少し形を変えると聞きやすくなります。

調べれば分かることは、その先を聞く

「どんな事業をされていますか」は、サイトに書いてあります。同じ関心でも、その先を聞けば会話になります。

私も一度この形で聞いてしまい、空気が止まったことがありました。

  • 「◯◯事業を拝見しました。この部署はそこにどう関わっていますか。」
  • 「サイトに◯◯とありました。実際の現場でも、その考え方は強いですか。」

待遇は「聞くな」ではなく、聞き方を変える

残業や給与を聞いてはいけない、という話ではありません。生活に直結することなので、確かめる権利があります。

私は残業のことが気になりながら、3社とも最後まで聞けませんでした。

ただ、条件だけを並べて詰める形にすると、会話が硬くなりやすいのは事実です。「働くイメージを持つために聞いている」と分かる形にすると伝わりやすくなります。

確かめたいこと 言い換えた聞き方
残業はどれくらい? 繁忙期はいつごろで、そのころの1日の流れはどうなりますか
休みは取れる? 有給は、どのような時期に取られる方が多いですか
在宅はできる? 在宅勤務は、どのような働き方で運用されていますか

条件面の細かい確認は、内定が出てからでも遅くありません。押す前に確かめることは、内定承諾の前に確認する5つのことにまとめています。

「特にありません」と言ってもいいのか

一般には、避けたほうがよいと言われています。ただ、無理に作った質問を出すよりは、正直に伝えるほうが自然なこともあります。

その場合も、ひと言添えると印象が変わります。「これまでのお話で確認したかった点はうかがえました」のような形です。

私が黙ってしまった日も、この一言があれば違ったのかなと思っています。

聞きにくいことは、間に人を挟む手もある

それでも本人には聞きにくい、ということはあります。残業の実態や、育児と両立している人がいるかどうか。

そういうときは、転職エージェント経由で先に確認してもらう方法があります。面接の場で聞かずにすむので、逆質問の枠を別のことに使えます。

私は2回目の転職でエージェントも併用しました。条件の確認を代わりにしてもらえたのは、在職中には助かった部分です。

⚠️ 使う前に知っておきたいこと
  • すべての質問に答えが返ってくるわけではありません
  • 担当者との相性で、情報の細かさは変わります
  • 登録後は連絡が増えます(頻度は最初に伝えれば調整できます)

合わないと感じたら、そこで終わりにして大丈夫です。

相談先は1社に絞らなくて大丈夫です

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どちらも登録・相談は無料です。合わないと感じたら断ってかまいません。

聞きたいことを我慢して入社すると、同じ疑問は入社後に返ってきます。

逆質問は、点を取りにいく時間ではありません。
「ここで働く自分」を想像するための時間だと思ってください。

🌈 この記事のまとめ
  • 逆質問は評価される場ではなく、自分が確かめる場
  • 浮かばないのは調べ不足ではなく、不安が未整理だから
  • 1日の流れ・チーム・評価・制度の実績の4つが入口
  • 待遇は聞いていい。詰める形ではなく、働くイメージの形にする

よくある質問

Q. 逆質問はいくつ用意すればいいですか?
2〜3個あれば足ります。面接の中で解決してしまうことがあるため、予備を1つ持っておくと安心です。数より、自分が本当に知りたいことかどうかが大事です。
Q. 「特にありません」と答えるのは避けるべきですか?
一般には避けたほうがよいと言われています。ただ、無理に作った質問より、「お話の中で確認したい点はうかがえました」と正直に伝える形もあります。
Q. 残業や休みのことを逆質問で聞いてもいいですか?
聞いて問題ありません。条件だけを並べる形より、「繁忙期はいつごろですか」のように働くイメージを確かめる聞き方にすると、会話として続きやすくなります。

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いま感じている不安を、スマホに3つだけ書き出してみてください。3分で終わりますし、そのうちの1つは、そのまま次の逆質問になります。

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この記事を書いた人

30代女性、会社員
現在、自分の働き方について模索中。
将来、在宅勤務することが目標。

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