少なすぎても不安だけど、同時に何社も進めて頭がパンクしないかな…。

私の2回目の転職は、在職中に応募5社でした。
正解の社数より、「自分が何社まで抱えられるか」で考えるほうが現実的です。
はじめまして、ゆずなです。新卒で入った会社に11年勤めて辞め、職業訓練でWebデザインを学び、そのあと2回の転職をしました。
2回目の活動で応募したのは5社。書類が通ったのは4社でした。
数だけ見れば多くありません。10月に応募して、10月末には2社から内定が出ています。
社数の話は、実は「どれだけ応募するか」より「同時に何本の糸を持てるか」の話なんです。
ひとつでも当てはまるなら、同じところで悩んでいた私の話が役に立つかもしれません。
この記事では、社数を「容量」から決める考え方と、選考の進み具合をひと目で把握するための管理項目をまとめます。
数える対象が「応募した数」から「いま自分が動かせている数」に変わると、焦りはずいぶん静かになります。
「何社受ければいい」に、決まった正解はない
応募の数は、平均値ではなく自分の容量から決めるほうがうまくいきます。
調べたかぎりでは「10社前後」「20社以上」など、いろいろな数字が言われています。ただ、出どころも前提もばらばらで、そのまま自分に当てはめられるものではありませんでした。
同じ5社でも、意味はまったく違います。
- ➜在職中で、平日に動けるのが月2日だけの5社
- ➜離職中で、平日をまるごと使える5社
- ➜職種も業界もバラバラで、志望動機を一から書き分ける5社
前の2つは時間の問題、最後のひとつは頭の容量の問題です。
数えるべきは応募した社数ではなく、あなたがいま本気で向き合える社数のほうです。
まだ応募を始めていないなら、社数を決める前に全体の流れを押さえておくと迷いが減ります。転職活動の始め方をまとめた記事で、最初の一歩を確認してみてください。
私が回せたのは、在職中の応募5社でした
2回目の転職は在職中で、応募5社・書類通過4社という規模で活動しました。
数字だけ見ると、こぢんまりした活動です。入社時期を決めていたので、そこから逆算して応募しました。


応募は5社、書類が通ったのは4社、内定は2社でした。
志望動機は使い回さないので、1社ごとの作成に悩みました。
面接は入社した会社が3回、辞退した会社が2回。対面とWEBが混ざっていました。
内定が出たあとは、受諾を決めるまでに2週間悩んでいます。
同時に何社まで抱えられるかは、在職中か離職中かでも変わります。だから、上限を先に決めておく方法があります。
たとえば「同時に動かすのは3社まで、4社目は1社の結果が出てから」と区切ると、頭の中が整理しやすくなります。



5社が多いか少ないかは、人によって違います。
「自分の限界の数」を知っておくと、増やすか止めるかを自分で選べます。
上限を知るのは弱さではなく、途中で折れないための設計です。
同時に進めると、こういうことが起きる
複数社を並行すると、しんどさは社数以上のスピードで増えていきます。
予定が2倍になるだけではありません。会社ごとの情報を、頭の中で仕分けし続ける負荷が乗ってきます。
とくに最後のひとつは、あとから効いてきます。1社だけ内定が先に出ると、まだ一次の会社と比べようがないからです。
書類の段階でつまずいて社数を増やしたくなったときは、まず落ち方を見直すほうが早いこともあります。書類選考が通らないときに見直したい点もあわせて読んでみてください。
同時進行の敵は、社数そのものではなく「覚えておこう」と思ってしまうことです。
選考の進み具合は、8項目の表にして外に出す
管理は、紙1枚かスプレッドシート1枚で足ります。凝った道具はいりません。
並べる項目は、次の8つで足ります。会社ごとに1行ずつ埋めていく形です。
| 管理する項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 会社名 | ◯◯株式会社(求人票のURLも貼る) |
| 応募日 | 7/3(起点がないと遅さを判断できない) |
| 選考段階 | 書類/一次/二次/最終/内定 |
| 次の予定 | 7/12 19時 オンライン/返事待ち |
| 連絡手段 | メール/サイトのメッセージ/電話 |
| 担当者 | 人事の△△さん/エージェントの□□さん |
| 伝えた志望動機の要点 | 「少人数で裁量が広い点」を軸に話した |
| 自分の温度感 | ◎本命/◯迷い中/△辞退寄り |
ポイントは、最後の2つです。
「伝えた志望動機の要点」があると、二次面接の前に自分の言葉を復習できます。一貫性は、覚えておく力ではなくメモで守れます。
「自分の温度感」は、あとで比べるときに効きます。内定が出た瞬間の高揚に流されず、応募したころの気持ちを見返せるからです。
会社名だけを並べたメモだと、次に何をすべきかで迷いがちです。段階まで書き足すと、やることが見えてきます。
更新は、面接や連絡があった日のうちに1行だけ。あとでまとめてやろうとすると、たいてい書かないまま忘れます。
記憶に頼るのをやめた瞬間から、同時に持てる社数は静かに増えます。
本命が遅いときは、選考のペースをそろえる
社数の悩みが本当につらくなるのは、本命の選考がいちばん遅いときです。
先に出た内定には、たいてい返事の期限がついてきます。本命がまだ一次だと、選ぶ材料がないまま決断を迫られることになります。



伝え方さえていねいなら、期限の相談はしてはいけないことではありません。
私も内定の受諾には2週間悩みました。
ペースをそろえる方法は、大きく2つあります。
ひとつは、応募のタイミングをずらすこと。本命に先に出して、他社は1〜2週間あとに出すと、面接の時期が近づきます。
もうひとつは、進みが早い会社に相談すること。「他社の選考が進んでおり、◯日までにお返事させてください」と、日付を添えて早めに伝えます。
私は2回目の転職で、内定の受諾を決めるまでに2週間悩みました。最後は、自分の転職軸に立ち返って決めています。
大事なのは、期限が来てから慌てて頼まないことです。返事が難しいと感じた時点で、先に一言入れておくほうが受け止められやすいと言われます。
それでも決めきれないときの整理の仕方は、2社で迷ったときの内定の決め方にまとめています。
比べられないまま選ぶより、正直に日付を伝えたほうが、あとの後悔は小さくなります。
数を増やしても、通過率までは上がらない
応募を増やすと母数は増えますが、1社あたりの準備の密度は下がりやすくなります。
求人を読み込む時間も、志望動機を書き分ける時間も、有限だからです。10社に薄く配るより、3社に厚く向き合うほうが、結果的に早いこともあります。
だから、落ちたときに「応募数が足りなかった」と自分を責めなくて大丈夫です。合う求人に出会えたかどうかのほうが、ずっと大きく効いています。
不採用が続いて気持ちが重いときは、社数の話をいったん置いて、心の立て直し方のほうを先に読んでみてください。
在職中は、そもそも動かせる時間が限られます。平日の面接、有給の残り、体力。日程の作り方は働きながら転職活動を回す方法で詳しく書いたので、そちらを土台にしてください。
増やすべきは応募の数ではなく、ちゃんと向き合えた会社の数です。
日程調整まで全部ひとりで抱えないという選択
同時進行がいちばん破綻しやすいのは、面接の日程調整です。
会社ごとに候補日を出し、変更のお願いをして、返信を待つ。この往復が3社分になると、仕事の合間の連絡だけで気力を使い切ります。
ここを人に任せる方法もあります。転職エージェントを間に入れると、日程の調整や、他社の選考状況をふまえた期限の相談を代わりに進めてもらえます。
私がエージェント経由でよかったと感じたのは、不明点を企業に代わりに聞いてもらえたことと、内定辞退の連絡が楽なことです。
直接やりとりした会社の辞退では「今後の参考に」と理由を聞かれ、断るのがしんどかったからです。
「ひとりで抱えるのがきつい」と感じている人だけ、選択肢のひとつとして見てみてください。
話を聞く先は、ひとつに決めなくていい
登録・相談は無料です
type転職エージェントの面談を見てみる ▶専門職・管理職のポジションを見たいなら
JAC Recruitmentを見てみる ▶合わないと思ったら、途中でやめて大丈夫です。費用はかかりません。
抱えきれないと気づいたときに手を借りるのは、投げ出すこととは違います。



10社出せた人がえらいわけでも、3社の人が甘いわけでもありません。
回せる数は、その時期の暮らしごと違って当たり前です。
よくある質問
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数を増やすより、いま動いている分を見える形にしてみませんか。
覚えておく負担が減ると、判断が軽くなります。
何社受けるかは、あなたの暮らしの余白が決めていいことです。
今日はまず、いま応募中の会社を紙に書き出して、選考段階と次の予定だけ埋めてみてください。
3社くらいなら、書き出すのに5分もかかりません。増やすか止めるかは、その紙を見てから決めて大丈夫です。









