「会社員に向いてない」って、ただの甘えなのかな…。

その感覚、11年間ずっと私の中にありました。
甘えだと自分を責め続けていた時期もあります。
朝の満員電車で、みんなは平気な顔で立っているのに、自分だけが「なんでこれを毎日続けられるんだろう」と息苦しくなる。
飲み会の輪にうまく入れず、上司の指示に心がついていかない。
ふとした瞬間に「私、会社員に向いてないのかも」という言葉がこぼれる。あなたにも、そんな感覚がありませんか。
私はずっと、それを自分の欠点だと思っていました。周りができることが、私にはうまくできない。
11年、必死に会社員をやって、それでも馴染みきれませんでした。
でもある日、「向いてないのは、悪いことじゃない」と思えたんです。ただ、自分に合う形をまだ見つけていなかっただけだと。
ひとつでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書きました。
会社員に向いてないと感じてきた私が、退職や職業訓練、Web職を通して「私らしい働き方」を探してきた過程を、正直にお話しします。
答えを押しつけるつもりはありません。この記事を閉じるころ、「このままの自分でも大丈夫」と、少し息がしやすくなっているはずです。
「会社員に向いてない」と感じるのは、あなたが壊れているからじゃない
それは性格の欠陥ではなく、今の環境とあなたの特性が、ただ噛み合っていないだけです。
会社員という働き方は、決められた時間、決められた場所、決められたやり方で動くことが前提になっています。
その型に自分をうまくはめられない人が一定数いるのは、当然のことです。
向いてないと感じるのは、あなたが弱いからではありません。
私も長い間、周りと同じようにできない自分を「社会人として未熟」だと思い込んでいました。でも実際は、向き不向きの問題だったんです。
同じ会社の中でも、営業部でつまずいていた同期が、企画部に異動したとたん生き生きと働き出すのを見たことがあります。人が変わったわけではなく、場所が変わっただけでした。
会社員に向いてない人の特徴|私に当てはまった5つ
私に当てはまった特徴は、大きく5つありました。
でも「向いてない=ダメ」ではない、と気づいた瞬間
この5つは、会社員としては扱いにくい特徴かもしれません。でも、裏を返せば強みにもなり得ます。
一人の作業に集中したい性質は、Webデザインの学びやブログ運営でむしろ武器になりました。納得しないと動けない性質は、何事も安易に妥協しない姿勢につながっています。
特徴は変えなくていい、置き場所を変えればいいんです。
会社員に向いてないなら、どうすればいい?私が試した選択肢
結論、いきなり会社員をやめる必要はありません。私も段階を踏みました。
最初にやったのは、今の会社の中で部署や役割を変えられないか相談すること。合わないのが会社なのか、職種なのかを切り分けるためです。
フリーランスに憧れる前に、私が確かめたこと
正直、フリーランスに憧れた時期もありました。組織のしがらみがなければ、もっと自由になれると思ったんです。



でも実際に調べてみたら、収入の波や営業の大変さも見えてきました。
憧れだけで飛び込まなくて良かったと、今は思います。
自由になりたい気持ちと、それを支える準備は別物です。
会社を辞めて、職業訓練とWeb職を経て見えた「私に合う働き方」
私は結局、11年勤めた会社を自分の言葉で辞めることを選びました。次に選んだのは、いきなりの独立ではなく、公的な職業訓練でWebデザインを学ぶ道です。
手を動かして何かを作れることが、自分に合っていると気づけたのは、訓練を受けてからでした。職業訓練でWebデザインを学んだ本音は、別記事に詳しくまとめています。
そこから短期間で2回、転職を経験しました。1社目は自分に合わず早々に離れましたが、その経験があったから、いまの働き方にたどり着けたと思っています。
遠回りに見えた転職も、今の私には必要な過程でした。
今の仕事は、決まった作業の繰り返しより、人と向き合って一つずつ考える仕事です。会社員という枠組みの中でも、私に合う場所は見つかりました。
1社目の転職先では、また同じように「合わない」感覚に戻ってしまい、半年ほどで次を探すことになりました。正直、そのときは自分を責めましたが、今振り返れば、何が合わないかを見極めるための必要な期間だったと思っています。
手に職をつける入り口は、私が通った公的な職業訓練だけではありません。SHElikesのようなWebスキル特化のスクールで、働きながら学び直す人も増えています。
noteや発信で気持ちを言葉にすると、少しラクになる
気持ちを言葉にする作業は、思っている以上に頭の中を整理してくれます。
私は退職前後の時期、noteに今の気持ちをそのまま書き出していました。誰かに見せる前提ではなく、自分のための記録です。
「向いてない」というモヤモヤも、書き出してみると意外と具体的な理由に分解できます。
言葉にできた悩みは、半分くらい軽くなります。
ノートアプリでも、スマホのメモでも構いません。「今日、会社の何がしんどかったか」を1行だけ書く習慣を、まず試してみてください。
続けるうちに、同じ言葉が何度も出てくることに気づきます。私の場合は「人に細かく管理されること」でした。そこが見えたことで、次に選ぶ働き方の条件がはっきりしたんです。
会社員を続けるのも、離れるのも、どちらも正解にできる
会社員に向いてないと感じても、続ける道も、離れる道も、どちらも間違いではありません。
大切なのは、自分の特徴を否定せず、それが活きる場所を探し続けることです。
私自身、今も「これが完成形」とは思っていません。会社員として働きながら、自分軸の探し方を、ゆるやかに続けています。



正解は一つじゃないから、焦らなくて大丈夫。
私もまだ、探している途中です。
今日はまず、「会社員の何が合わないのか」をひとつだけ言葉にしてみてください。それが人間関係なのか、時間の縛りなのか。正体が見えると、次の選択肢が探しやすくなります。





