どんな顔で職場に電話すればいいんだろう。

その気持ち、同じ悩みの声を、私は何度も見てきました。
「休むたびに消えたくなる」という声を、何度も。
はじめまして、ゆずなです。私も11年勤めた会社を辞めた一人で、働くママの声をたくさん見てきました。
子供を病院に連れて行かなきゃいけないのに、頭の半分は職場の空気でいっぱい。「すみません」を何度言っても、肩身の狭さは消えてくれない。そんな朝を過ごしていませんか。
この記事では、あなたを責める言葉は一つも書きません。今日を乗り切る休みの伝え方と、頭を下げ続けなくてすむ働き方のヒントを、そっと置いておきます。
ひととおり目を通したら、少しだけ呼吸が楽になっています。
仕事を休む罪悪感は、あなたが誠実だから生まれる
まず伝えたいのは、その罪悪感は、あなたが仕事にも子供にも誠実だからこそ生まれている、ということです。
どうでもいい仕事なら、休んでも心は痛みません。責任を果たしたいと思っているからこそ、休むことに胸が苦しくなる。それは、あなたが真面目に働いてきた証拠です。
「また休むの?」の空気に、心がすり減っていく
つらいのは、休むこと自体より、まわりの空気かもしれません。言葉にされなくても、「また?」という視線を感じると、心はじわじわ削られていきます。
でも、子供の発熱はあなたのせいではありません。予定して熱を出す子供はいません。コントロールできないことで、自分を責めすぎないでください。
罪悪感を抱くのは、あなたが誰よりもがんばろうとしているからです。
罪悪感を持つママは、あなただけではない
ひとりで抱えているように感じるかもしれませんが、同じ罪悪感を抱えるママは、驚くほどたくさんいます。
私も働くママたちの声を、たくさん見てきました。「子供の体調不良で休むたび、消えたくなる」という声を、本当に何度も目にしてきたんです。
キャリアも子育ても大事にしたい人ほど、この板挟みに苦しみます。それは弱さではなく、両方に真剣だからこその悩みです。



「私だけがダメなのかも」と思わないでくださいね。
あなたと同じ夜を過ごしている人が、たくさんいます。
まず今日を乗り切る|休みの伝え方(例文つき)
今まさに休みを伝えなきゃいけないなら、まずはここを乗り切りましょう。伝え方を少し変えるだけで、下げる頭は軽くなります。
前日にメールやLINEで伝えるときの一言
熱が出そうな予感がある夜は、前日のうちに一報を入れておくと、当日の朝がぐっと楽になります。長々と謝るより、事実と対応を簡潔に伝えるのがコツです。
当日の朝、電話で伝えるときの落ち着いた言い方
当日の朝は、あわてず要点だけを伝えれば十分です。「すみません」の連呼より、「ご連絡します」から始めると、あなたの気持ちも少し落ち着きます。
「おはようございます。子供が発熱したため、本日お休みをいただきたくご連絡しました。急ぎの件は△△さんにお願いしてあります」。これだけで、必要なことは伝わります。
謝ることより、引き継ぎを添えることが、いちばんの信頼になります。
みんなが抱える「休みが続いてつらい」の本音
相談に来るママたちが口をそろえて言うのは、「休むのが申し訳ないのではなく、休みが続く自分を責めてしまうのがつらい」という本音です。
一度の欠勤より、それが何度も重なることへの不安。「このまま迷惑をかけ続けるのだろうか」という先の見えなさが、心を重くしています。
そういう方に私がお伝えするのは、「今のつらさは、あなたの努力不足のせいではなく、働き方と環境の相性の問題かもしれません」ということです。在職中の対処と辞める見極めも、その相性を確かめる手がかりになります。
子供が小さいうちは、体調を崩すのが当たり前です。それを前提にできる環境かどうかで、同じあなたでも呼吸のしやすさはまるで変わります。
実際、相談に来た方の中には、職場を変えたり働き方を見直したりしたことで、「あんなに苦しかったのが嘘みたい」と表情が変わった人もいます。つらさの原因が自分ではなく環境にあったと気づけると、それだけで心は軽くなります。「辞めたい」がずっと頭を離れないなら、辞める前の選択肢を先に知っておくのも安心材料になります。
頭を下げ続ける働き方が、唯一の道ではない
今の働き方で頭を下げ続けるのが当たり前になっているなら、それが唯一の選択肢ではない、と知っておいてほしいのです。
出社が前提の仕事だと、子供の発熱はそのまま欠勤になります。でも、在宅でできる働き方なら、子供のそばにいながら仕事を進められる日もあります。
私自身、会社を辞めたあとに在宅で働く手段を実際に試し、今も研究し続けています。だからこそ、通勤前提ではない選択肢が現実にあることを、実感として伝えられます。
パート以外の在宅の選択肢には、いろいろな種類があります。すぐに始められるものもあれば、少し学んでから単価を上げていくものもある。今日は「そういう道もあるんだ」と頭の隅に置いておくだけで十分です。
今の働き方がしんどいのは、あなたの能力ではなく、環境との相性の問題です。
罪悪感を減らすために、今日からできる小さなこと
大きく働き方を変えるのは、もっと先でかまいません。まずは今日から、罪悪感を少しだけ軽くする小さなことから始めましょう。
ひとつは、休みの連絡を「すみません」ではなく「ご連絡します」から始めること。もうひとつは、引き継げる仕事を普段から一つでも作っておくこと。それだけで、心の負担が変わります。
もうひとつ、出社した日に「先日はありがとうございました」と一言添えるだけでも、職場の空気はやわらぎます。小さな気づかいが、めぐりめぐってあなた自身を守ってくれます。
そして何より、一日の終わりに「今日もよくやった」と自分に声をかけてあげてください。誰も褒めてくれない日でも、あなたの頑張りは確かにそこにあります。自分をねぎらう習慣が、罪悪感に押しつぶされないための土台になります。



あなたは、もう十分がんばっています。
これ以上、自分を責めなくて大丈夫ですよ。
今日はまず、休みを伝える一文を「すみません」ではなく「ご連絡します」から始めてみてください。それだけで、あなたが下げる頭は少し軽くなります。









