「解消法」で検索しても、ピンとくるものがない…。

それ、数年前の私です。
ランキング上位を片っぱしから試しては、しっくりこなくて落ち込んでいました。
はじめまして、ゆずなです。休みの日も、気づけばスマホを見て終わっていく。そんな時期が私にもありました。
趣味と呼べるものもなくて、「私は発散するのすら下手なのかな」と、よけいに気持ちが沈んでいく。あなたも、そんなふうに感じていませんか。
この記事では、他人が作ったランキングではなく「自分に合う整え方」を見つける考え方を、私がずいぶん遠回りした実体験とともにお話しします。
読み終えるころには、うまく発散できない自分を責める手をゆるめて、「これなら私にもできそう」というヒントがひとつ見つかっているはずです。
「ストレス解消法がわからない」まま、無理していませんか
解消法が分からないのは、あなたの感度が鈍いからではありません。むしろ、自分の疲れにちゃんと気づけている証拠です。
ストレスが溜まっていると自覚できている人ほど、じつは無理をしがちです。「気のせい」で押し込めず、なんとかしようと検索までしている。それは十分に、自分を大事にしようとしている行動です。
ただ、そこで出てくる情報が多すぎて、かえって途方に暮れてしまう。私もそうでした。「解消法がわからない」と検索できる時点で、あなたはもう、自分を立て直そうとしています。
だから最初にお伝えしたいのは、うまく発散できない自分を責めなくていい、ということです。責める気持ちは、それ自体があらたなストレスになってしまいます。
ランキングの1位が、あなたに効くとは限らない
世の中のストレス解消ランキングは、あくまで「多くの人に合いやすい」順です。あなた個人にとっての1位とは、必ずしも一致しません。
運動が1位と聞けば走ってみる。カラオケがいいと聞けば行ってみる。でも、しっくりこないと「効かない私がおかしいのかな」と感じてしまう。その落ち込みが、いちばんの毒だったりします。
私が定番の解消法をいくつも試して気づいたこと
私も、ジョギング・岩盤浴・friendとの飲み会と、定番を順に試しました。結果、運動はむしろ義務っぽくて疲れ、飲み会は翌日にどっと消耗する。自分には合わなかったんです。
そこで気づいたのは、合わないものを見つけるのも立派な収穫だ、ということ。消去法で「これは違う」を減らしていくと、残ったものが自分に合う整え方に近づいていきました。



「効かなかった」は失敗じゃなくて、自分を知るデータなんですよね。
私はここで、ずいぶん気が楽になりました。
▼ 自分に合う整え方を見つける3ステップ
体が疲れているのか、心が疲れているのか。
5分の散歩、10分の昼寝。1つずつ試す。
効いた感覚があったものを、自分の定番にする。
まず「自分がどう疲れているか」を知るところから
合う整え方を探す前に、自分の疲れの種類を見てあげてください。体が疲れているのか、心が疲れているのかで、必要なケアはまるで変わります。
体が重いのに頭を使う趣味をしても回復しません。逆に、頭がぐるぐるして眠れないのに激しい運動をすると、よけいに神経が高ぶることもあります。
体が疲れているのか、心が疲れているのか
私の目安はこうです。階段がしんどい、まぶたが重い、肩が石のよう。これは体の疲れ。ケアは睡眠・入浴・マッサージなど「休ませる」方向へ。
一方、寝たのに疲れが取れない、些細なことでイライラする、涙が出やすい。これは心の疲れのサインかもしれません。こちらは「何もしない時間」や、人と少し話すことが効いたりします。
「どう解消するか」の前に、「どこが疲れているか」を見る。順番を変えるだけで、選ぶケアが変わります。
泣きたいときは、泣いていい
泣くのは弱さではありません。私にとっては、いちばん手軽で効いた整え方のひとつでした。
「泣く 方法」と調べる人がいるのは、ちゃんと泣けないほど気を張っている人が多いからだと思います。がまんが癖になると、泣くことすら難しくなります。
泣くことで少し軽くなった私の話
会社を辞めるか悩んでいた頃、私は感情に蓋をしていました。ある夜、たまたま観た映画で涙が止まらなくなって、泣き終えたあと、胸のつかえが少しほどけていたんです。
それ以来、意識的に「泣ける映画」を1本持っておくようにしました。感動もので思いきり泣くと、翌朝の気分が不思議と軽い。私にとっては、これがいちばん確実な整え方です。
もちろん、泣きたくない日は泣かなくて大丈夫。ただ、泣きたいのにこらえているなら、その涙にはちゃんと出口をあげてください。
私が今も続けている、ゆるい整え方
大げさな趣味も、特別な道具もいりません。私が続けられているのは、ハードルが低くて「がんばらなくていい」ものばかりです。
お風呂・アロマ・何もしない時間
まずは湯船に10分。スマホを持ち込まず、ただ温まるだけ。それでも、こわばった肩がゆるむのが分かります。好きな香りの入浴剤をひとつ入れると、気分の切り替えにもなります。
寝る前は、枕もとにアロマを一滴。効能を期待するというより、「これをしたら休む時間」という合図にしています。香りと行動をセットにすると、心が切り替わりやすいんです。
そして、いちばん大事にしているのが「何もしない時間」。予定を入れず、ぼーっとする。最初は落ち着かないけれど、慣れると、これが心をいちばん休ませてくれます。



整え方って、立派じゃなくていいんです。
「これをしたらホッとする」が、あなたにとっての正解です。
お風呂やアロマなど、ほっとするアイテムはこちらの記事にもまとめています。気になる方だけ、のぞいてみてください。
つらさが続くときは、ひとりで抱えないで
ここまで整え方の話をしてきましたが、大切な前提があります。何を試しても気持ちが晴れない日が長く続くときは、無理に自分でどうにかしようとしないでください。
眠れない、食べられない、涙が止まらない。そんな状態が2週間ほど続くなら、それはがんばりすぎのサインかもしれません。
私は医師でも専門家でもないので、ここで何かを断定することはできません。ただ、つらさが続くときは、ひとりで抱えずに専門の窓口や医療機関を頼ってほしい、とだけお伝えします。
頼るのは、負けではありません。自分を守るための、いちばん賢い選択です。
あなたに合う整え方は、探していい
ストレス解消法は、正解をひとつ当てるテストではありません。合うものを、時間をかけて探していい旅のようなものです。
ランキング1位が効かなくても大丈夫。「これは違った」を重ねながら、自分だけの整え方を少しずつ見つけていけばいいんです。
今日は難しいことをせず、「泣ける映画を1本観る」でも「湯船に10分浸かる」でも、気になったものをひとつだけ試してみてください。合うかどうかは、やってみて決めれば大丈夫です。


